特集

「竹を粉砕し、地面に固める」新たな防草対策、ミドルソーラーでも検証(page 3)

鉄塔の周辺や道路、公園などで実績

2022/05/12 10:22
加藤 伸一=日経BP 総合研究所 クリーンテックラボ
印刷用ページ

 この手法は、日本乾溜工業が本拠を置く九州から広まり、道路や特別高圧送電線の鉄塔の周辺といった公共施設で多く採用されている(図5)。

クリックすると拡大した画像が開きます
クリックすると拡大した画像が開きます
クリックすると拡大した画像が開きます
クリックすると拡大した画像が開きます
図5●一般道や高速道路(上)、鉄塔や鉄道の周辺(中)など、さまざまな場所で実績
図5●一般道や高速道路(上)、鉄塔や鉄道の周辺(中)など、さまざまな場所で実績
(出所:日本乾溜工業)
クリックすると拡大した画像が開きます

 国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録されていることも、公共施設で広がっている理由の1つという。

 吉野ヶ里歴史公園(佐賀県神埼郡吉野ヶ里町・神埼市)で大規模に採用されたことで、国土交通省が管轄する各地の公園でも採用が広がっている(図6)。

クリックすると拡大した画像が開きます
図6●吉野ヶ里歴史公園(上)、昭和記念公園(下)の施工例
図6●吉野ヶ里歴史公園(上)、昭和記念公園(下)の施工例
(出所:日本乾溜工業)
クリックすると拡大した画像が開きます

 この工法は、平らに整地された場所向けに限定される。太陽光発電所の場合、凹凸を含む場所や法面などもある。

 法面向けには、同じ材料を斜面に吹き付ける手法を用意している。同社ではマグファイバー工法と呼んでいる(図7)。

図7●斜面に吹き付ける工法
図7●斜面に吹き付ける工法
(出所:日本乾溜工業)
クリックすると拡大した画像が開きます

 千葉のミドルソーラーでは、雑草の抑制効果などは評価しつつも、コストが課題としている。採用がより広がることなどによるコスト削減効果が期待される。

  • 記事ランキング