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改正FITへの移行時に出力を間違って記入してしまいました…(page 2)

<第62回>みなし申請の際の記載ミスが判明した場合の法的責任

2020/04/30 10:00
弁護士法人 匠総合法律事務所 代表社員弁護士 秋野卓生
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みなし認定申請での手続きミス

 平成28年度までに旧制度での認定を受けた者のうち、一定の条件を満たす場合に新制度での認定を受けたものとみなされることとなっています。この場合に、「受けたものとみなされる」認定を、新制度での新規認定と区別するために、「みなし認定」といいます。

 旧制度は設備についての認定でしたが、新制度では事業計画について認定することとなります。そのため、新制度での認定を受けたものとみなされた場合には、新制度の適用を受けるために、新制度での認定を受けたものとみなされた日から6カ月以内に事業計画を提出する必要がありました。

 この事業計画を提出する際に「太陽電池の合計出力」の記載が求められることとなり、認定上の発電設備の出力(連系する出力)と太陽光パネルの合計出力との記載が異なるという記載ミスが発生するケースが出てきています。

 当時は、慣れない手続きであったため、このような誤記が発生したものと推測されます(図2)。

図2●みなし認定申請の手続きを説明したパンフレットの一部
(出所:資源エネルギー庁)
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