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パネル設置で人手が足りず、ブローカーを通じて職人を集めました。法的に問題がありますか?(page 3)

<第56回>太陽光発電の工事に介在する「ブローカーリスク」

2019/10/09 05:00
弁護士法人 匠総合法律事務所 代表社員弁護士 秋野卓生
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無許可業者に工事を発注したら…

 それでは、無許可業者に500万円以上の専門工事を発注した場合、どんな法廷に責任が生じるのでしょうか。

 まず建設業法第28条が責任について規定しています。

 建設業法第28条1項6号は、「建設業者が、第3条第1項の規定に違反して同項の許可を受けないで建設業を営む者と下請契約を締結したとき」に当該建設業者に対し、必要な指示をすることができる旨を定め、さらに、同条第3項により、1年以内の営業停止処分を課することができる旨も併せて定められています。

 それに加えて、その情状が特に重い場合には、建設業許可の取り消しも可能となっています(建設業法第29条第2項)。

図3●工期達成は、労働力の確保にもかかっているが・・・
(出所:日経BP)(写真はイメージで本文の内容と直接関係しません)
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