経産省が「注意喚起」
今年9月9日、千葉県市原市のため池「山倉ダム」の水面にある「千葉・山倉水上メガソーラー発電所」が台風15号による強風で大規模に損壊し、一時火災も発生した(図1)。
今回の山倉ダムにおける水上メガソーラー(大規模太陽光発電所)の事故を受け、経済産業省は9月19日、太陽電池設備設置者宛として改めて技術基準への適合性を確認するように通達を出した(図2)。普及の進んでいる水上太陽光発電設備へ安全性担保の注意喚起が狙いだ。
今回のコラムでは水上太陽光発電設備の安全性について考える。