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「46%減」目標で低圧太陽光に脚光も、O&Mが課題に

AIを使った「スマート保安」で大幅にコスト削減も

2021/05/27 05:00
大串卓矢=スマートエナジー社長
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太陽光を低圧事業用で積み増し

 菅首相が表明した2030年度の温室効果ガス「46%減目標」の達成シナリオにおいて、再生可能エネルギーの普及は重要な位置付けとなっている。洋上風力発電が着目されるが、2030年までの大規模な普及は間に合いそうもない。

 消去法的に、太陽光発電設備に再びスポットライトがあたるだろう。しかし、今後も継続的に多くのメガソーラー(大規模太陽光発電所)が新設されていくとも考えにくい。

 したがって、低圧連系する事業用太陽光が数多く設置されることになるのではと、私は推測している。その結果、問題となるのは、適切なO&M(運用・保守)である。現在でも、低圧太陽光の不適切な運営が問題となっているのに加えて、更にそれを積み増さざるを得ない状況となる可能性があるからだ。

低圧事業用太陽光発電所の設置例
(出所:日経BP)
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