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【メガソーラーランキング】宇久島の連系出力は「400MW」に縮小

大規模案件で連系出力、パネル出力の計画変更が相次ぐ

2020/02/26 08:32
加藤 伸一=日経BP 総合研究所 クリーンテックラボ
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 経済産業省は、固定価格買取制度(FIT)に基づく「事業計画」の認定情報を公開している。この情報では、太陽光パネルの出力とパワーコンディショナー(PCS)の出力である連系出力(表中は発電出力)の両方を公表しているが、今回の記事では、連系出力2MW以上の特別高圧送電線に接続する特高案件のメガソーラー(大規模太陽光発電所)に関する状況をまとめ、ランキングも連系出力を基準にした。

 現時点で2019年10月31日時点の情報が公開されており、それを元に分析・集計した。同日時点で、認定を受けている、または、新制度への移行手続きが完了した再エネ発電設備が対象となっている。ただし、紙ベースでの申請や変更・廃止の届出については、9月末時点の情報となっている。

 認定の申請中、または、新制度への移行手続きが完了していない再エネ発電設備については、公表の対象となっていない。今後、定期的に情報を更新し、新たに手続きが完了した発電設備についても、追加して公表していくとしている。

 買取期間の終了後を見据えた「撤去費用」の積み立て状況も、公開している。「運転開始前」、「-」(稼働済みで状況が不明)、「0~20%」などと、稼働済みで積み立て状況を報告している場合、「開示不同意」の4つに分類されている。

 2019年10月31日時点で、認定を受けている、または、新制度への移行手続きが完了した太陽光発電設備のうち、連系出力2MW以上の特高案件は1165カ所あった。前回の2019年5月末時点のデータに比べ6カ所増えた。

 出力規模の大きさ順にみると、連系出力100MWを超えるメガソーラーは、やはり限られている。今回の情報では、10カ所にとどまった。前回から1カ所減った。和歌山県で計画されている案件が、114MWから92.4MWに減ったことによる。

 トップは、引き続き、長崎県五島列島の宇久島(佐世保市)で計画されているプロジェクトで、出力は400MW。これは従来計画の480MWから80MW減少した(480MWの「宇久島プロジェクト」、8月にようやく着工!)。

宇久島
(出所:京セラ)

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