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「メガソーラーランキング・TOP40」2020年版、100MW超が6サイトに(page 3)

九州、青森、北海道の案件を抜き、岡山の2サイトがトップ2に

2020/11/19 05:00
金子憲治=日経BP総合研究所 クリーンテックラボ
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青森と北海道の案件が九州サイト抜く

 2015年になると、青森県と北海道にこれら九州の3サイトを上回るサイトが完成し始めた。2015年10月に「ユーラス六ヶ所ソーラーパーク」(148MW)、2015年12月に「ソフトバンク苫東安平ソーラーパーク」(111MW)が完成し、その時点の1位と2位となった(図4)(図5)。

図4●「ユーラス六ヶ所ソーラーパーク」
(出所:日経BP)
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図5●「ソフトバンク苫東安平ソーラーパーク」
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 この2つのメガソーラーは、いずれも内陸の工業団地で未利用だったエリアを活用した点で共通している。工業用地とはいえ内陸にあることもあり、海岸沿いに比べると相対的に土木造成に時間がかかることもあり、完成時期が遅くなった。

 148MWの「ユーラス六ヶ所ソーラーパーク」は、2015年10月に稼働して以降、3年間、国内最大のメガソーラーの地位を維持してきた。

 ようやくこれを超え、国内で初めて200MW越えを果たしたのが、岡山県の2つメガソーラーだ。2018年10月に稼働した「瀬戸内Kirei太陽光発電所」(235MW)、そして、その1年後の2019年12月には、「パシフィコ・エナジー作東メガソーラー発電所」(257.7MW)が稼働し、現時点で国内トップ2となっている。

 これら2つのメガソーラーは、いずれもかつて別の用途で開発されてきた広大な未利用地を活用した。「瀬戸内Kirei太陽光発電所」は塩田跡地、「パシフィコ・エナジー作東メガソーラー発電所」はリゾート開発とゴルフ場開発の跡地になる。いずれも荒地からの再開発になったため、大規模な土木工事が必要になり、「瀬戸内Kirei」の工期は約4年、「作東メガソーラー」は3年近くかかっている。

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