特集

「メガソーラーランキング・事業認定編」、100MW超は10案件、国内最大・480MWの宇久島は?(page 5)

大規模案件で連系出力の縮小、パネル出力の変更が相次ぐ

2021/05/16 05:23
加藤 伸一=日経BP 総合研究所 クリーンテックラボ
印刷用ページ

 出力40MW以下の案件は、数が急増するため、前回のデータから規模の変化が大きかった案件のみ取り上げる。

 まず、連系出力が大きく減った案件が21カ所あった。この中には、同じ所在地と出力、認定日の発電所が、前回とは違うIDで記載されている例や、前回とは異なる所在地で記載されている例もあった。

 連系出力が大きく縮小しても、太陽光パネルの出力はほぼ変えていない案件が多い。

 例えば、栃木県佐野市寺久保町の案件は、連系出力が前回の48.96MWから39.99MWに減ったものの、パネル出力は約53.91MWでほぼ変えていない。パシフィコ・エナジーのプロジェクトで、2020年10月に着工を発表した(関連ニュース)。

 東光電気工事と地元の建設会社である広栄電設による、福島県川内村の2カ所の案件も、それぞれ連系出力が前回の20MWから16MWに減ったものの、パネル出力は約19.91MWでほぼ変えていない。2020年7月に売電を開始した(関連ニュース)。

●出力3MW~40MW以下で、連系出力が大幅に縮小した案件
●出力3MW~40MW以下で、連系出力が大幅に縮小した案件
表の左外の数値は連系出力の規模順の順位(出所:経産省の資料を基に日経BP「メガソーラービジネス」が作成)
クリックすると拡大した画像が開きます

 太陽光パネルの出力だけを大きく修正した案件も多い。認定におけるパネル出力の扱いは、制度のスタート当初から二転三転してきた。初期の認定案件が、こうしたルール変更に合わせて修正したとみられる例が多い。

●出力3MW~40MW以下で、太陽光パネルの出力が大幅に縮小した案件
●出力3MW~40MW以下で、太陽光パネルの出力が大幅に縮小した案件
表の左外の数値は連系出力の規模順の順位(出所:経産省の資料を基に日経BP「メガソーラービジネス」が作成)
クリックすると拡大した画像が開きます
  • 記事ランキング