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素早く刈れる「ラジコン草刈機」登場! 除草剤の散布で「1台2役」も(page 3)

九州のベンチャー2社が協力して開発

2021/08/19 16:45
加藤 伸一=日経BP 総合研究所 クリーンテックラボ
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 日本環境テクノでは、このAPEX JAPAN製の太陽光発電所向けの機種を導入する以前にも、別のメーカーによるラジコン型草刈機を購入し、太陽光発電所で使っていた。

 価格はAPEX JAPAN製の約半分だったが、APEX JAPAN製を導入して以降、以前使っていた機種は、まったく使わなくなってしまったという。

 APEX JAPAN製の機種が、それだけ素早く手軽に雑草を刈れるためである。

 以前、使っていた機種は、走行速度が相対的に遅く、安全機能が過敏に働きすぎるために、頻繁に稼働が止まってしまうなど、使い勝手が悪いと感じていた。

 また、以前、使っていた機種は、エンジンのみで走行と草刈りユニットの駆動を賄っていたが、ガソリンタンクの容量が小さいために、頻繁にガソリンを補給しなければならず、これも使い勝手の悪さを感じる要因だった。

 日本環境テクノでは、APEX JAPAN製のラジコン型草刈機に、さらに新たな機能を追加することを構想している。

 それは、粒状の除草剤の散布である。粒状の除草剤用のタンクと散布ユニットを用意し、除草剤の散布に使う時に、APEX JAPAN製のラジコン型草刈機に取りつける。

 除草剤用のタンクには、約1kgの粒状の除草剤を収納できる。このタンクを2つ取り付けるので、一度の補充で2kgの粒状の除草剤を搭載できる。

 こうした「1台で2役」を担えるのも、ラジコン型草刈機の新たな可能性といえる。

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