特集

基礎やフェンスの際、雑木や竹まで刈れる、電動ならではの多機能草刈機(page 3)

アタッチメントを換えるだけで機能が変わる

2019/10/30 05:00
加藤 伸一=日経BP総研 クリーンテックラボ
印刷用ページ

 ナイロン刃が接触しても問題ない用途の場合、刃を引き出す長さを調整して、カバーの横からはみ出すように伸ばして使うことで、より効率的に草を刈れる(図3)。

図3●ナイロン刃をカバーの外まで伸ばすように調整
(出所:日経BP)
クリックすると拡大した画像が開きます

 太陽光発電所における基礎やフェンスは、まさにこうした構造物である。ナイロン刃が接触しても損傷することがなく、刃を直接当てて雑草を刈る利点が大きい。

 この「際刈りアタッチ」の刈幅は340mmで、走行部から最大で横に210mmオフセットさせることができる。

 また、回転刃は地面の凹凸に追従するように動く。移動時などには、走行ユニットの上に折りたためる。折りたたみの支点部には、安全スイッチを備え、折りたたんでいる時には刃を回転させない。

 「際刈りアタッチ」の希望小売価格は26万5000円(税抜き)で、同社が供給するナイロン回転刃は同3000円(同)となっている。

 「際刈りアタッチ」で作業した場合の稼働時間は、「広い場所」向けアタッチメントを取り付けている時より2倍以上も長い。これは、草刈り時の刃への抵抗の違いによる。通常の草刈時は刈った草を粉砕するが、際刈り時は粉砕しないなどの違いによる。「際刈りアタッチ」での稼働時間は、蓄電池・1個時で約150分、2個時で約300分となっている。

  • 記事ランキング