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サーキット場跡に稼働した35MWの「蓄電池併設メガソーラー」(page 3)

リアルタイム制御で「変動率毎分1%」をクリア

2020/11/26 05:00
金子憲治=日経BP総合研究所 クリーンテックラボ
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両面受光パネルを採用

 「白老町竹浦ソーラー発電所」では、太陽光パネルに中国JAソーラー製の単結晶シリコン型(375W/枚)、パワーコンディショナー(PCS)に東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製(2.5MW/台)を採用した(図4)。

図4●JAソーラー製の太陽光パネルに東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製のパワーコンディショナー(PCS)を採用した
(出所:日経BP)
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 JAソーラー製の単結晶シリコン型パネルは、両面受光型セル(発電素子)を表裏ともガラスで挟んだタイプで、セル間のすき間を透過した光が裏面に反射して発電量が増す。特に冬季の積雪時には、裏面に当たる散乱光が増すので発電量の増大が期待できる(図5)。

図5●両面ガラスの両面受光型パネルを採用した
(出所:日経BP)
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 積雪対策としては、太陽光パネルを縦置き2段(枚)で設置角30度に傾け、地面とアレイ(太陽光パネルの設置単位)最低部との設置高を120cm確保した。加えて、パネルメーカーに特注してフレームとカバーガラスとの境界をコーキング材で埋めた(図6)。

図6●カバーガラスとフレームの間をコーキングして段差をなくした
(出所:日経BP)
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