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サーキット場跡に稼働した35MWの「蓄電池併設メガソーラー」(page 4)

リアルタイム制御で「変動率毎分1%」をクリア

2020/11/26 05:00
金子憲治=日経BP総合研究所 クリーンテックラボ
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除雪作業は想定せず

 太陽光パネルに積もった雪が滑り落ちにくくなる原因に、フレームの段差がある。メガソーラーのアレイ設計では、パネル横置きで3~4段が一般的だが、パネルを縦向きに2段にすることで、積雪の滑落を妨げる横方向のフレームが2つに減る。さらにフレームのコーキング仕上げにより、カバーガラスとの段差がなくなり雪が滑りやすくなる。

 実際、工事期間中、積雪に見舞われたが、夜明けとともにすぐに滑り落ちたという。稼働中のアレイは、発電によりパネルの温度が上がるため、さらに雪が落ちやすくなる。

 白老町では、最深積雪量は最大で70cm程度とされており、こうした滑り落ちた雪がアレイ前に山になっていっても、設置高120cmであれば、パネル最低部とはつながらないと見ている。そのため冬のO&Mでの除雪作業は想定していないという(図7)。

図7●設置角30度、設置高120cmを確保して除雪作業を不要に
(出所:日経BP)
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