特集

伊万里の山間メガソーラー、オンライン制御に転換して抑制量を低減(page 2)

九電の再エネ管理システムに対応して出力制御を自動化

2021/06/30 05:00
金子憲治=日経BP総合研究所 クリーンテックラボ
印刷用ページ

接続箱に赤錆が…

 約3万1724m2の用地に、カナディアンソーラー製の太陽光パネル(245W/枚)を設置角12度で設置し、パワーコンディショナー(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製の500kW機・2台を導入した。連系出力は1MW、太陽光パネルの設置容量は1.2MWで、年間132万kWhの発電量を見込んでいる。

 EPC(設計・調達・施工)サービスはウエストエネルギーソリューション(広島市)、稼働後のO&M(運営・保守)サービスは、ウエストO&M(広島市)が担っている。

 稼働後、7年半を経過したが、運用は順調で、大きなトラブルはないという。ただ、接続箱の一部に赤錆が発生していることや、架台下の地表に部分的に雨水による浸食があり、杭基礎が若干、沈下している箇所が見られるなど、設備に経年劣化の兆候が出てきている(図3)。

図3●接続箱に生じた赤錆
図3●接続箱に生じた赤錆
(出所:日経BP)
クリックすると拡大した画像が開きます

 ウエストO&Mでは、こうした設備の劣化に関しては、注意深く経過を観察しながらインテグリティ・パートナーズに相談して適切に対応していきたいという。赤錆については、全面に塗装し直すとコストがかさむため、赤錆を黒錆に変える転換剤で処理することも費用対効果の点で選択の1つになるとしている(図4)。

図4●地表面の一部に雨水による浸食が見られる
図4●地表面の一部に雨水による浸食が見られる
(出所:日経BP)
クリックすると拡大した画像が開きます
  • 記事ランキング