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能登のメガソーラーを牽引する重光商事、本社をNearly ZEBに(page 3)

EV35台導入して太陽光を自家消費、光熱費・年間200万削減

2021/12/15 23:00
金子憲治=日経BP 総合研究所 クリーンテックラボ
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雨水が溜まり、水平設置を改修

 「第1太陽光発電所」は2015年8月に敷地内の空きスペースを使って430kW増設して、全体で1.43MWの発電所になった。この増設分は、当初屋根上に合わせてほぼ水平に設置したものの、雨水が溜まることから、その後改修して角度を付けた(図3)(図4)。

図3●「第1太陽光発電所」の増設分(改修前)。当初は水平設置だったため、雨水が溜まりやすかった
図3●「第1太陽光発電所」の増設分(改修前)。当初は水平設置だったため、雨水が溜まりやすかった
(出所:日経BP)
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図4●「第1太陽光発電所」の増設分(改修後)。傾斜を付けたことで、雨水が溜まらなくなった
図4●「第1太陽光発電所」の増設分(改修後)。傾斜を付けたことで、雨水が溜まらなくなった
(出所:日経BP)
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 最大規模となったのが、羽咋市新保町の工業団地内に設置した出力2MWの野立て太陽光「第3太陽光発電所」で、羽咋市から工業団地内の遊休地を賃借したものだ。2013年3月に稼働した(図5)。同発電所に隣接した用地には、同社の倉庫「羽咋物流センター」があり、2019年9月には、同センターの屋根上にも、0.5MWの屋根上太陽光を新設した。

図5●2MWの野立て太陽光「第3太陽光発電所」
図5●2MWの野立て太陽光「第3太陽光発電所」
(出所:日経BP)
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 一方、2017年にはシャープエネルギーソリューションと共同で、モンゴルのダルハンで10MW、2018年には同国ザミンウードで15MWのメガソーラー事業を開始した。これは日本政府の2国間クレジット制度を利用したもので、現地企業との合弁になる。もともとはシャープエネルギーソリューションが企画したが、メガソーラーに熱心でアジアともかかわりがある企業として重光商事に共同事業者として提案があり、参加したという。

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