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米飲料大手、310MWのメガソーラーからPPAで電力調達

2019/06/28 10:23
工藤宗介=技術ライター
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飲料大手アンハイザー・ブッシュの環境目標
(出所:アンハイザー・ブッシュ)
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 太陽光パネルメーカー大手のカナディアン・ソーラーは6月4日、米子会社リカレント・エナジー(Recurrent Energy)が米テキサス州で開発を進めるメガソーラー(大規模太陽光発電所)について、米大手企業2社と電力購入契約(PPA)を締結したと発表した。

 リカレント・エナジーは、「メープルウッド太陽光発電所」(太陽光パネル出力310MW、連系出力222MW)と、「メープルウッド2太陽光発電所」(太陽光パネル出力40MW、連系出力28MW)を2021年に稼働する。両発電所にはカナディアン・ソーラーの多結晶シリコン型太陽光パネルを採用し、年間で合計6万2000世帯分の電力消費量に相当する電力を供給する予定。

 今回、ビール製造大手のアンハイザー・ブッシュがメープルウッド太陽光発電所と、パイプライン運営を行うエネルギー企業のエネルギートランスファーがメープルウッド2太陽光発電所と、それぞれ15年間のPPA(電力購入契約)を締結した。

 アンハイザー・ブッシュとのPPAは、米国の飲料業界では最大の太陽光発電所単一購入契約となる。2021年までに「100%再生可能エネルギー」によるビール醸造を実現し、2025年のサステナビリティ目標のひとつを4年倒しで達成できるとしている。

 また、エネルギートランスファーは、今回のPPAにより太陽光と風力発電による電力が20%を超えるという。太陽光発電のPPAは電気料金を低コストに抑えられるとし、「今回のPPAも経済的に意味があることから締結した」と説明している。

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