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タクマ、苫小牧市と苅田町のバイオマス発電設備を受注

2019/07/01 12:10
工藤宗介=技術ライター
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勇払エネルギーセンター合同会社のバイオマス発電設備完成イメージ
(出所:タクマ)
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日本海水TTS苅田パワーのバイオマス発電設備完成イメージ
(出所:タクマ)
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 タクマは6月14日、五洋建設と共同で、日本製紙と双日が設立したバイオマス発電事業会社の勇払エネルギーセンター合同会社からバイオマス専焼発電設備を受注したと発表した。北海道苫小牧市に建設する。2023年1月に運転を開始する予定。

 日本製紙北海道工場勇払事業所の敷地の一部を利用して設置する。出力は74.95MWで、燃料は主に海外産の木質チップやパーム椰子殻(PKS)のほか、国内の未利用材を使用する予定。発電した電力はFITを活用して北海道電力に全量を売電する。

 また6月21日、日本海水とティーティーエス企画などが設立したバイオマス発電事業会社の日本海水TTS苅田パワーからバイオマス発電設備を受注したと発表した。福岡県苅田町に建設する。出力は50MWで、燃料は主にPKSや国内の建築廃材などを使用し、発電した電力はFITを利用して売電する。2023年に完成予定。

 タクマは、国内外合わせて620缶以上の木質バイオマス発電設備の納品実績がある。今回発表の2施設では、燃料の発熱量・含水率や形状への対応範囲の広い燃焼方式であるトラベリングストーカ型のボイラーを採用した。

 苫小牧市の案件では、五洋建設と共同で発電設備の納品から施設の施工まで担当する。苅田町の案件では設備の納品のほか、発電事業のサポートおよびパートナーシップの強化を目的に、日本海水TTS苅田パワーに出資した。

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