ニュース

秩父新電力、「卒FIT」太陽光の買取単価を発表、地域通貨でお得感

2019/07/04 16:43
工藤宗介=技術ライター
印刷用ページ
地域通貨はコイン型商品券「和同開珎」を活用
(出所:秩父商工会議所)
クリックすると拡大した画像が開きます

 地域新電力の秩父新電力(埼玉県秩父市)は7月4日、固定価格買取制度(FIT)の買取期間が終了する「卒FIT」太陽光発電に対する余剰電力買取サービスを公表した。

 サービス名は、「ちちぶEcoサポータープラン」で、7月16日から100人を上限に事前申し込みを開始する。

 買取単価や契約期間などの違いにより2種類のプランを用意した。「プランA」は、買取単価8.7円/kWhで、契約期間は契約日から当該年度の末日まで。「プランB」は、買取単価8.5円/kWhに加えて地域通貨3000円分を契約時にプレゼントする。これは、年間0.5円/kWhに相当するため、プランAよりもお得感がある。契約期間は契約日から2年間。

 買い取った電力は秩父地域で地消する。秩父電力では廃棄物発電の電力を地域で活用することなどによってCO2排出係数を従来に比べ22%削減する計画で、今回の「卒FIT」太陽光発電100件でさらに約3%削減できる見込み。また、地域通貨は秩父市内約460店舗で利用可能で、秩父地域の低炭素化に加えて地域経済の活性化にも貢献できる。

 サービス対象は、埼玉県及び東京都(島しょ部を除く)における出力10kW未満の太陽光発電。買取料金は年1回指定口座に振り込む。今後、2プランに加えて顧客の電力供給と余剰電力買取のセットプランなども順次受付を開始する予定。

  • 記事ランキング