JXTGエネ、「卒FIT」太陽光の買取単価、東日本でも最高値に

2019/07/18 14:20
金子 憲治=日経BP総研 クリーンテックラボ、工藤宗介=技術ライター

 JXTGエネルギー(東京都千代田区)は7月16日、固定価格買取制度(FIT)の買取期間が終了した「卒FIT」住宅用太陽光発電の余剰電力買取サービスについて、北海道・東北・東京・九州の各電力会社エリアにおける買取単価を発表した。

 買取単価は、北海道・東北・東京エリアが11円/kWh、九州エリアが8円/kWh。適用期間は2019年11月分から2021年3月分までで、2021年4月分以降の買取単価は改めて発表するとしている。

 北海道・東北・東京エリアの「11円/kWh」は、条件設定のない余剰買取の基本サービスとしては、北海道ガスと並び、全国的に最高値の水準で、特に関東地域では、東京ガスの9.5円/kWh、スマートテックの10円/kWhを上回るばかりか、東急パワーサプライが設定した自社電気供給サービス契約者向けの10.9円/kWhも超えた水準となる。

JXTGエネルギーの買取単価は全国的にも最高値の水準になる
(出所:JXTGエネルギー)
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 JXTGエネルギーは、2月に沖縄と離島を除く46都道府県で余剰電力買取サービスを開始すると発表。5月には中部・北陸・関西・中国・四国の各電力会社エリアの買取単価を10円/kWhにすると発表済みで、今回すべてのエリアの買取単価が明らかになった。

 同社は、関西や中部などでも、余剰買取の基本サービスで最高値水準を設定しており、今回の公表で、東日本エリアでもトップ水準の買取単価を確保したことになる。

 契約期間は適用開始日の属する年度の末日までで、以後1年ごとに自動更新される。半年分の買取料金を4月と10月の末日までに指定された金融機関の口座に振り込む。7月16日から申込受付を開始し、11月から買取サービスを開始する(関連記事:「卒FIT」太陽光向け買取単価が出揃う、一覧表から傾向を分析)。