中電、首都圏向け「卒FIT」買取、東電に0.5円プラス

2019/07/24 13:53
工藤宗介=技術ライター

 中部電力は7月22日、固定価格買取制度(FIT)による買取期間が終了した「卒FIT」住宅用太陽光向けの顧客参加型取引サービス「これからデンキ」について、首都圏の顧客を対象とした余剰電力買取サービスを発表した。10月1日から事前受付を開始し、11月1日から提供する。

 余剰電力買い取りのみの「シンプルプラン」は買取単価9円/kWh、同社と電力契約する顧客向け「プレミアムプラン」は10円/kWhと、東京電力エナジーパートナーの8.5円/kWhより高値に設定した。また、中部電力エリアの同サービス(それぞれ7円/kWh、8円/kWh)よりも高額になる。

 対象地域は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県、群馬県、茨城県、山梨県、富士川以東の静岡県(離島を除く)。料金明細をWeb(カテエネ)で確認することが条件で紙の検針票は発行されない。買取価格は半年に1度(9~10月、3~4月)に指定口座に振り込む。

 このほかにも、買い取りプランと合わせて利用できる提携先企業サービスとのセットプランを用意した。「太陽光自家消費セット」は、Looop(東京都台東区)の蓄電池を購入することで、電気料金に使えるカテエネポイントを1万ポイントを進呈する。「太陽光メンテナンスセット」は、e-暮らし(名古屋市)の太陽光メンテナンスサービス(点検・計測)を利用することで、同1000ポイントを進呈する(関連記事:「卒FIT」太陽光向け買取単価が出揃う、一覧表から傾向を分析) 。

太陽光自家消費セットと太陽光メンテナンスセットのイメージ
(出所:中部電力)
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