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オランジュ、ガソリンスタンド網の屋根上太陽光のメンテ受注

2019/07/31 12:00
工藤宗介=技術ライター
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屋根上に設置した太陽光発電設備のイメージ
(出所:日経BP)
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 太陽光発電のO&M(運営・保守)サービスを提供するオランジュ(横浜市)は7月29日、国内ガソリンスタンド網の屋根上太陽光発電設備のメンテナンスを受注したと発表した。顧客企業名は非公表だが、受注店舗数は3桁台に達し、最終調整中としている。

 同社は、太陽光発電メンテンナス専業会社として2010年から野立ての太陽光発電所を主対象にO&M(運営・保守)サービスを提供してきた。屋根上太陽光の大規模案件は今回が初めてとなる。野立て案件で蓄積してきた最大発電量を実現するための発電設備の稼働率向上に関するノウハウを屋根上案件にも拡張し適用していくという。

 近年、地球温暖化など環境問題の顕在化に伴い、企業は「RE100」をはじめとした脱炭素経営が求められている。これを実現する施策のひとつとして、ビル・工場・店舗などの屋根上太陽光発電による電力の自家消費が挙げられる。

 今後、こうした動きは大手上場企業から中堅中小企業を含むサプライチェーン全体に広がると予想される。富士経済の調査レポートでは、屋根上太陽光などを用いた第三者所有(PPA)型の電力小売事業の市場規模は、2017年度の2億円から、2018年度は12億円の見込み、2030年度には823億円まで拡大すると予測している。

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