ワタミ、工場の太陽光を店舗に活用、非化石証書で

2019/08/06 17:26
工藤宗介=技術ライター
ワタミ東松山センターの屋根上に設置した太陽光パネル
(出所:ワタミ)
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 ワタミは、同社が展開する居酒屋チェーン「三代目鳥メロ」笹塚店で使用する電力の全量を、7月7日から再生可能エネルギーに切り替えた。同社は2018年3月から国際イニシアチブ「RE100」に加盟しており、今回の取り組みはその第1歩となる。

 同社の食品工場である東松山センターの屋根上に設置した太陽光発電設備で発電した電気に由来する非化石証書を活用した。

 同センターの屋根上太陽光は固定価格買取制度(FIT)を利用して売電しているが、トラッキング付き非化石証書の仕組みを利用することで、この発電所に特定した環境価値を付随した再エネ電力としてグループ会社のワタミファーム&エナジーから購入する。

 東松山センターの太陽光パネルの出力は270kWで、発電量は年間21万1000kWh。2014年から稼働している。同社グループでは、5工場の屋根上に太陽光パネルを設置するほか、秋田県で風力発電所を運営する。再エネ電源の総発電量は年間502万637kWhになる。

 笹塚店では、「RE100」をテーマにした店内ポスターやTシャツを作成し、従業員や来店者に対して、再エネ活用の取り組みをアピールしていく。ワタミグループでは、再エネ導入目標として、2035年までに事業活用の消費電力のうち50%、2040年までに再エネ100%
を目指している。