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パネル下や急斜面も除草できる「ラジコン草刈機」、クボタが製品化

2019/08/06 17:42
工藤宗介=技術ライター
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ラジコン草刈機「ARC-500」
(出所:クボタ)
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 クボタは7月22日、ラジコン草刈機「ARC-500」を発売したと発表した。最大40度の急な斜面で安定した草刈作業が可能で、農作業のほか太陽光発電所のパネル下の草刈り作業などにも活用できる。希望小売価格は99万7920円(税込み)。

 作業員が斜面に入らずに済むため、本体の振動やほこりなどの影響を受けずに遠隔操作できる。ホビー用ラジコンカーと同様の送信機(プロポ)を用い、2本のスティックで簡単に前進後退と左右方向に操作できる。刈刃の回転のオン・オフやエンジン停止も遠隔操作でき、安全に作業できる。

 機体の重心を山側に寄せ、谷側の車輪の幅を2倍にすることで、最大40度の斜面でも安定して運用できるという。法面の角度に応じて車輪の向きを調整し、ずり落ちを緩和する「等高線直進アシスト機能」を搭載し、オペレーターの負担を軽減した。

 高さ600mmまでの雑草の刈り取りに対応した。4枚の刈刃を備え、高さを変えて上下に配置することで草を細かく切断するという。硬い葉や障害物に当たると刈刃が逃げるフリー刃機構を備える。刈幅は500mm。

 連続して作業できる時間は50分間で、作業能力は492m2/h。送信機の通信周波数は2.4GHz帯、電波が到達する距離は80m以上。機体の状況をブザーやランプで通知するため、遠隔からトラブルを察知できる。機体寸法は全長1089×全幅811×全高610mm、重さは124kg。

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