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リコー、A3複合機の生産を再エネに、全社再エネ比率20%超

2019/08/07 12:22
工藤宗介=技術ライター
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リコー環境事業開発センター
(出所:リコーホームページ)
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 リコーは8月5日、同社の主力製品であるA3複合機の組み立て生産に使用するすべての電力を、2019年度から100%再生可能エネルギー由来電力に切り替えたと発表した。2050年までに事業運営に使用する電力を100%再エネで賄う「RE100」に向けた取り組みの一環になる。

 A3複合機の組み立て生産拠点で今年度購入する電力量に見合う再エネ電力証書I-RECおよび再エネ由来のJ-クレジットの購入契約を締結した。購入量は、合計で年間37GWhとなる。今年度の購入電力量が確定した後に証書を償却する計画。

 対象となる生産拠点は、A3複合機の組み立て生産する宮城県のリコーインダストリー(東北事業所)、中国2拠点、タイ1拠点、およびリユース部品を使用した再生機を生産する静岡県御殿場市のリユース・リサイクル拠点(リコー環境事業開発センター)。

 リコーグループは、2017年4月に国際イニシアチブ「RE100」への参加を表明した。これまでに欧州の販売会社9社やフランスの生産会社のリユース・リサイクル工程で使用する電力の100%再エネに切り換えたほか、国内販売会社リコージャパンの岐阜支社でNearly ZEB認証を取得している。

 同社の事業運営に使用している電力の再エネ率は、2018年度末時点では18%だった。今回のA3複合機生産拠点を再エネに切り換えたことで、2019年度末には20.6%まで向上する見込み。

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