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大和エナジー、事業用低圧太陽光を100MW取得、エコスタイルと連携

2019/08/08 08:00
金子 憲治=日経BP総研 クリーンテックラボ、工藤 宗介=技術ライター
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事業用低圧太陽光発電所の集約的な管理が期待される
(出所:日経BP、画像はイメージ)
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 大和証券グループの大和エナジー・インフラ(東京都千代田区)は8月6日、国内の事業用低圧太陽光発電事業に参入すると発表した。国内の事業用低圧太陽光の開発・施工で多数の実績があり、ノウハウを持つエコスタイル(大阪市)と協業する。

 エコスタイルが開発・施工する事業用低圧太陽光発電所について計100MWを目標に順次取得する計画。1案件・約50kWとすると、2000区画にもなる。

 規模が小さいことから、森林開発や大規模な造成などの環境負荷を回避し、分散型エネルギー社会の実現に貢献すると説明する。

 連系出力10kW以上、50kW未満で低圧配電線に接続する事業用低圧太陽光発電所は、国内の事業用太陽光のなかで、出力ベースで約半分、件数ベースで約8割を占めている。一方で規模が小さく分散して立地しており効率的な運営・管理に課題もあるため、固定価格買取制度(FIT)終了後、収益性が低下して事業継続が危惧されている。

 効率的な運営・管理には、経営能力に優れた企業による集約化が不可欠と見られており、今回のような大手資本による事業用低圧太陽光の大量取得による一括管理が期待されている。

 大和証券グループでは、グループ横断的にSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みを進めている。今回の低圧太陽光事業は、SDGsの目標7「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」、目標11「住み続けられるまちづくりを」、目標13「気候変動に具体的な対策を」、目標15「陸の豊かさも守ろう」に質するとしている。

 大和エナジー・インフラは、国内8カ所のメガソーラー(大規模太陽光発電所)と、国内2カ所のバイオマス発電所(うち1カ所は開発中)に出資している。また6月には、モルディブ共和国で洋上太陽光発電事業を展開するオーストリアSwimsolに出資したと発表した。

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