「住所」だけで太陽光の発電量を試算、グーグルの機械学習ベースの技術で

2019/08/10 01:10
工藤宗介=技術ライター
「Suncle(サンクル)」の画面
(出所:東京電力ベンチャーズ)
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 東京電力ホールディングス(東電HD)の100%子会社で新規事業の創出および投資を手掛ける東京電力ベンチャーズ(東京都千代田区)は8月5日、戸建住宅用太陽光発電シミュレーションサイト「Suncle(サンクル)」の運用を開始した。

 住所を入力するだけで即時かつ視覚的に自宅の日当たり状況や太陽光発電システムを導入した場合の経済性を確認できる。さらに、太陽光発電システムの導入を希望する利用者に対して、同社が提携する販売施工会社を無料で最大3社紹介する。

 グーグル(Google)の開発した太陽光発電シミュレーション「Google Project Sunroof」技術を活用した。同技術は、機械学習をベースにしており、住所情報のみから屋根の方向、形、傾き、影の状況などを考慮した太陽光発電量を算出できるという。2015年に米国でサービスを開始し、これまでにドイツ、英国、フランスで展開している。

 東電HDは、同サービスを通じて2020年までに3億円の売り上げを目指す。また、今後もGoogleのグローバルな技術開発同行に注目し、国内向けの新サービスを提供していくとしている。