GPIと北電、石狩湾の洋上風力で連携、一般海域も視野

2019/08/16 14:30
工藤宗介=技術ライター
石狩湾新港港湾区域
(出所:GPI)
クリックすると拡大した画像が開きます

 再生可能エネルギー開発事業者であるグリーンパワーインベストメント(GPI、東京都港区)と北海道電力は8月8日、石狩湾における洋上風力発電事業に関して連携協定を締結した。石狩湾は風況や港湾機能などの面で有力な開発候補地と目されており、両社の風力発電事業の拡大を目指す。

 連携協定に基づき両社は、石狩湾新港管理組合が港湾区域で公募しGPIが落札した「石狩湾新港風力発電施設の設置運営事業」および石狩湾の一般海域における洋上風力発電事業について、事業の開発・出資・運営に関して連携・協力して検討を進める。詳細な検討事項については、今後の協議の中で具体化していく。

 石狩湾の洋上風力発電事業は、北海道地域における再エネの普及拡大、事業実施地域の地域振興および経済振興に寄与する。GPIは開発・建設に関して主体的に推進し、北海道電力は総合エネルギー企業の知見を活用した技術面や地域対応などで支援することで、相互協力して同事業の実現を目指すという。

 GPIは、青森県つがる市の「つがる風力発電所」(出力121.6MW、2020年刊行予定)や千葉県富津市の太陽光発電所など、再エネ発電所の開発を積極的に進めている。また、北海道電力は、再エネ電源の連系量拡大に努めてきたことに加えて、既存水力発電所の出力向上や中小水力の開発、木質バイオマス発電事業への参画など、再エネ電源の開発に取り組んでいる。