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6割が卒FIT後に「蓄電池などで自家消費」、タイナビ総研の調査

2019/08/16 14:49
工藤宗介=技術ライター
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 次世代エネルギー業界の調査・広報などを行う「タイナビ総研」を運営するグッドフェローズ(東京都品川区)は8月5日、住宅太陽光の利用者を対象とした、固定価格買取制度(FIT)に関するアンケート調査の結果を発表した。それによると、約6割が買取期間の終了後に「蓄電池などで自家消費する」と回答した。

 アンケート結果では、90.7%がFITを利用して太陽光発電を設置して良かったと回答した。FIT利用を「良かった」と回答した人に、その理由を聞いたところ「毎月の売電収入が生活の足しになるため」「経費を回収出来る見通しが立つから」など、経済面の利点を挙げる人が多かった。また、「節電を以前より考えるようになった」など、環境意識の向上を挙げる人もいた。

FITを利用して太陽光発電を設置してよかったと思いますか?
(出所:タイナビ総研)
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 買取期間の終了する「卒FIT」後は、59.6%が「蓄電池などで自家消費する」と回答した。その理由は「オール電化との併用だから」「結構な量の電気を使っているから」など、電力使用量の多い家庭では自家消費で使い切ることにメリットを感じていることが伺えた。また「今ほど高く買い取ってくれる見込みはないから」など、「卒FIT」余剰電力買取サービスに懸念を抱く声もあった。

FIT期間が終了したら、発電した電気をどうしたいですか?
(出所:タイナビ総研)
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 住宅用太陽光発電一括見積りサイト「タイナビ」および蓄電池一括見積もりサイト「タイナビ蓄電池」のユーザーのうち、住宅用太陽光発電設備の設置者を対象に実施したインターネットによるアンケート調査。調査期間は7月3~9日。有効回答数は332人、うち87.7%がFITを利用して太陽光発電を設置したと回答した。

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