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ヤンマー子会社、バイオマス発電など再エネ関連事業を強化

2019/08/20 11:53
工藤宗介=技術ライター
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 ヤンマーのグループ会社ヤンマーエネルギーシステム(大阪市)は8月8日、従来の省エネ機器の販売に加えて、顧客のエネルギーに関する課題の解決に向けた組織体制を構築し、再生可能エネルギーの導入を提案するなど、エネルギーソリューション事業を本格展開すると発表した。

 同社は、省エネ対策・エネルギーの効率利用を推進するガスヒートポンプエアコン(GHP)やコージェネレーション(熱電供給)システム、非常用発電設備などを手掛け、さまざまな企業や自治体への導入実績がある。エネルギーソリューション事業では、再エネ導入や省エネなどにより、CO2排出量削減などの環境保護、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献する。

 再エネに関する提案では、食品残渣・汚水汚泥・籾殻などの廃棄物から発生するガスを燃料とするバイオガスコージェネ、廃食油を精製して燃料とするバイオディーゼルコージェネなど、廃棄物を有効活用したバイオマス発電を提案。カーボンニュートラルによるCO2削減や安定的な収益確保、廃棄物処理の負担軽減に取り組む。

 このほかにも、発電関連では、GHPなどエネルギーを効率よく作り出す機器の開発・製造のほか、システム設計や自社メンテナンスなどトータルでの提案を強化する。

 熱電関連では、熱や電気の需要からエネルギー機器を最適制御するエネルギー管理システム「Y-EMS」により、エネルギーの使用状況を可視化(見える化)し、更なる省エネを提案する。また、未利用熱を利用する排熱発電システムも提案する。

エネルギーソリューション事業の概要
(出所:ヤンマー)
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