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JR西、東浜駅を太陽光と蓄電池で「ゼロ・エネ」に

2019/08/21 07:34
工藤宗介=技術ライター
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 JR西日本は、山陰本線東浜駅において、顧客設備の消費電力を太陽光発電と蓄電池で賄う「ゼロ・エネルギー・ステーション(ZES)」の実現に取り組む。「JR西日本グループ中期経営計画2022」で掲げる「環境に配慮した駅等の設置推進」の一環で、8月9日の社長会見で発表した。

 ZESとは、晴れの日(日照時間が日の出~日の入の40%以上)に駅舎の照明や空調などの顧客設備の消費電力を太陽光発電と蓄電池を組み合わせた再生可能エネルギーで賄う駅のこと。同社が定めた基準で、今回が初めての取り組みとなる。

 駅舎近くに出力13kWの太陽光パネルと容量22kWhの蓄電池を設置し、同駅で使用する顧客設備に関わる電力(1日あたり20kWh)をすべて賄う計画。発電量は表示盤を設置し可視化(見える化)する。太陽光パネル、パワーコンディショナー(PCS)、蓄電池ともにパナソニック製を採用する。11月以降に運用を始める予定。

太陽光パネルの設置イメージ
(出所:JR西日本)

 このほかにも同駅では、センサーなど小電力の電源として「環境発電」を検証する。微生物が出す微弱な電気を小型の素子を用いて約10倍の電圧に高める微生物発電、自然環境で発生する断続的な微弱な振動を利用する環境振動発電の2つの技術を適用し、11月以降順次検証する予定。

環境発電の概要
(出所:JR西日本)
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 JR西日本は、省エネ型の照明や雨水利用、太陽光発電、屋上緑化など、環境に配慮したエコステーションづくりを推進している。主な取り組みとして、2011年5月に大阪駅ビル(太陽光発電、屋上緑化、雨水利用など)を、2016年3月にJR神戸線摩耶駅(直流電力変換装置、太陽光発電、全照明LEDなど)を開業した。

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