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日本ベネックス、自家消費太陽光を増設、再エネ比率30%に、パネルで社名デザイン

2019/08/30 13:54
金子憲治=日経BP総研クリーンテックラボ、工藤宗介=技術ライター
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日本ベネックス本社工場の太陽光発電設備
(出所:日本ベネックス)
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社名を形どって太陽光パネルを配置した
(出所:日本ベネックス)
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 日本ベネックス(長崎県諫早市)は8月28日、長崎本社工場の自家消費型太陽光発電設備を増設したと発表した。発電ピーク時は工場の消費電力を上回り、年間消費電力用の約30%をカバーする見込み。

 同社は、2018年から「みらいの工場」プロジェクトを展開し、出力276kWの自家消費型太陽光発電設備と電気自動車の使用済み蓄電池を用いた出力400kW、容量約400kWhのリユース蓄電池システムを稼働している。

 今回、出力436kWの太陽光パネルを増設し、合計出力が712kWになった。予想年間発電量は約65万7000kWh。増設部の太陽光パネルはJAソーラー製とハンファQセルズ製、パワーコンディショナー(PCS)は新電元工業製を採用した。

 自家消費による電気料金の削減に加えて、グリーン電力証書の発行を通じて環境付加価値を売却することで、更なる経済的メリットが期待できる。また、太陽光パネルの増設に合わせて工場内に空調機器を新たに導入して作業環境の改善も行った。

 補助金は一切活用せず全額自己資金で投資を行った。同社によると、太陽光発電設備の設置コストが低減し自己資金で採算が取れるようなったことから、安価な再エネ電源の活用が工場の競争力向上につながると考えているという。

 パネルの設置方法を工夫し、上空から「日本ベネックス」の文字になるようにした。同工場は長崎空港へ着陸する飛行機の航路近くにあり、旅客機の車窓から見られるという(関連記事:リユース蓄電池と太陽光を連携、日本べネックスが工場で)。

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