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SBIエナジー、遠野市で営農型メガソーラー、畑ワサビを栽培

2019/09/03 18:04
工藤宗介=技術ライター
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SBI遠野第一ソーラーシェアリング発電所
(出所:SBIエナジー)
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SBI遠野第一ソーラーシェアリング発電所
(出所:SBIエナジー)
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 SBIホールディングス子会社で再生可能エネルギー事業を手掛けるSBIエナジー(東京都港区)は、岩手県遠野市に営農型メガソーラー(大規模太陽光発電所)「SBI遠野第一ソーラーシェアリング発電所」を開発した。

 6月17日から商業運転を開始し、8月23日に竣工式を開催した。

 総面積約1.9haの耕作放棄地に太陽光パネル4580枚を設置した。出力は約1.2MW、年間発電量は約1390MWhを見込む。これは一般家庭約316世帯分に相当し、年間約702tのCO2削減効果となる。発電した電力は東北電力に売電する。

 固定価格買取制度(FIT)による売電単価は32円/kWh。同社にとって千葉県匝瑳市に続く2件目の営農型メガソーラーになる。

 太陽光パネルは韓国ハンファQセルズ製、パワーコンディショナー(PCS)は中国ファーウェイ製、架台はシンセン サネコインターナショナル製を採用した。東北銀行によるプロジェクトファイナンスを組成した。設計・施工は、協栄電工(岩手県奥州市)が担当した。

 強風や地震に強い簡易的な構造で、トラクターなどの農機具による作業に支障のないよう支柱の高さ・間隔を調整して設計した。遮光率を調整することで、さまざまな農作物が栽培できるという。

 営農は合同会社オービットファーム(岩手県紫波町)に委託し、岩手県の特産品のひとつである「畑ワサビ」を栽培する予定。SBIエナジーは、売電収入の3%を営農支援金としてオービットファームに拠出する。

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