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森ビル、ビル入居者に再エネ供給、トラッキング付き証書で

2019/09/06 10:50
工藤宗介=技術ライター
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六本木ヒルズ森タワー
(出所:森ビル)
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再生可能ネルギー電気供給の流れ
(出所:森ビル)
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六本木ヒルズのコージェネレーションシステム
(出所:森ビル)
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 森ビルは9月2日、都内の六本木ヒルズ森タワーのオフィス入居テナントに対して、RE100などのグローバル基準に準拠する100%再生可能エネルギー電気を供給し始めたと発表した。オフィス賃貸事業者による入居テナントへの再エネ電気の供給は国内初の取り組みという。

 六本木ヒルズは独自のエネルギープラントを備えており、森ビル子会社の電気小売事業者である六本木エネルギーサービス(東京都港区)が同設備を運営し電力を供給している。今回、「トラッキング付き非化石証書」を取得することで供給電力を再エネとした。

 第1社目として、六本木ヒルズに入居しRE100加盟企業でもあるゴールドマン・サックスに対して、8月から再エネ電気の供給を開始した。ゴールドマン・サックスは、2020年までにグローバルで使用する電力を100%再エネで調達することを掲げている。

 また同時に、六本木ヒルズ内の森ビルのオフィスでも再エネ電気の利用を開始した。今後、虎ノ門ヒルズエリアでも同様の取り組みを推進していく予定。

 六本木ヒルズは、地下にガスエンジン発電設備や吸収式冷凍機などから構成されるコージェネレーション(熱電併給)システムを備える。六本木ヒルズ内の各ビルで使われる電気のほか、発電過程で生じる排熱を利用して冷暖房・給湯に必要な冷熱(冷水)と温熱(蒸気)を供給している。

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