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JFEエンジ子会社、ベルギーでバイオマス発電を受注

2019/09/14 15:15
工藤宗介=技術ライター
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ベフェレン市に建設するバイオマス発電設備の完成予想図
(出所:JFEエンジニアリング)
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 JFEエンジニアリングは9月11日、同社の独子会社であるスタンダードケッセル・バウムガルテ(SBG)がベルギー・ベフェレン市に建設する木質バイオマス発電設備のEPC(設計・調達・施工)サービス業務を受注したと発表した。

 同発電設備は、気泡型流動床ボイラーを採用する。同ボイラーは、幅広い性状の燃料を効率的に燃焼でき、他の炉形式と比べて低温・低酸素で燃焼させるため、相対的にNOx(窒素酸化物)の排出量が少ないのが特徴という。

 1炉で日量449tの木質建設廃材を処理し、出力20MWの発電に加えて、毎時86tの高圧蒸気(圧力7.3MPa、温度453度)を生成する。工期は9月から2022年2月。受注金額は約100億円。

 発注者は、欧州の31施設で廃棄物処理事業を行うベルギー・インダヴェアと環境事業大手の仏スエズが共同出資する特別目的会社(SPC)であるイーウッド・エナジーセントラーレとなる。

 SBGは今回、設計・建設・試運転をフルターンキーで受注した。これまで60件を超えるバイオマス発電設備の設計・建設を手掛けてきた実績に加え、環境負荷の少ない気泡型流動床ボイラーの提案が評価されたという。

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