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沖縄県久米島町、MW級「海洋温度差発電」の事業化を検討

2019/09/19 09:05
工藤宗介=技術ライター
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久米島にある沖縄県の海洋温度差発電実証試験設備
(出所:沖縄県)
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 沖縄県久米島町は、沖縄本島と電力系統が接続されていないことから、エネルギー自給率100%を目指して再生可能エネルギーの導入拡大に取り組んでいる。このほど「太陽光発電設備および海洋温度差発電設備の事業化計画策定事業」について公募を実施した。

 同事業は、久米島町の人口推移と将来予測を行うとともに、太陽光発電と海洋温度差発電の事業化計画策定に必要となる資料を収集・整理し、系統接続に関する課題対応や事業性に関して検討する。

 太陽光発電は島内公共施設への設置可能性や設置容量調査などを実施。また、海洋温度差発電は1MW級設備の導入を想定する。履行期間は、契約締結日翌日から2020年2月10日まで。委託料の上限額は694万1000円(消費税および地方消費税込み)。

 参加表明は9月13日に締め切っており、9月24日までに提案書類を提出、9月30日にプレゼンテーション審査を行った後、10月1日に事業者を決定する。

 海洋温度差発電は、海洋の表層水と水深600~1000mの海洋深層水との温度差(約20度)の熱エネルギーを利用して発電する仕組み。久米島には、沖縄県の実証事業として佐賀大学の100kW級実証設備が設置され、沖縄電力と系統連系して運用されている。

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