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京セラ、太陽光設備をリース、「第三者所有モデル」などに提供

2019/10/02 19:10
工藤宗介=技術ライター
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 京セラは10月1日、同社製の太陽光発電システムをリースする新会社「京セラEPA合同会社」を設立した。企業向け新電力などサービス事業者への提供を想定する。

太陽光発電を導入したい企業と、太陽光発電電力を供給したいサービス事業者が、安心して太陽光発電を利用できるリーススキームを目指すという。

 再エネの自家消費を目指す企業が太陽光を購入する場合、初期投資の負担が課題になる。一方で、地域新電力などのサービス事業者が第三者所有モデルなど企業向けに太陽光による電力を提供する場合も、システムの購入など資金面の課題から断念するケースも多かったという。

 新会社のリーススキームを利用することで、企業は初期投資なしで発電量に応じたサービス料金を支払うだけで太陽光発電システムを使用できるようになる。また、サービス事業者は、リースを活用することで資金面の課題を解決し、サービス提供する企業との間のビジネス上のリスクも軽減できる。

新会社のリーススキームの概要
(出所:京セラ)
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 新会社は京セラが100%出資し、職務執行者には京セラのソーラーエネルギー事業本部副本部長の小谷野俊秀氏が就任した。京セラによると、中規模以上のサービス事業者のうち5%以上のシェア獲得を目指すという。

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