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三菱商事とローソンが出資する「まちエネ」、「卒FIT」買取単価を公表

2019/10/03 17:40
工藤宗介=技術ライター
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「まちエネ」契約者という条件付きで9円/kWhと設定
(出所:MCリテールエナジー)
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 三菱商事とローソンが出資する小売電気事業者MCリテールエナジー(東京都千代田区)は10月1日、固定価格買取制度(FIT)の買取期間が終了した「卒FIT」住宅太陽光発電の余剰電力を買い取る「卒FIT買取サービス」を発表した。同日から申込受付を開始する。

 MCリテールエナジーの家庭・店舗向け電力サービス「まちエネ」契約者を対象としたサービス。買取単価9円/kWhを1年間保証し、毎月の電気料金と相殺して顧客に還元する。また、買い取りの方が多い場合は、ローソンのポイントサービス「Pontaポイント」で還元する。

 対象地域は、東京都のほか、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、山梨、富士川以東の静岡(離島を除く)の各県。「まちエネ」は、Webサイトから簡単に申し込みができ、現在契約中の電力会社との解約手続きや切り替え工事は原則不要、契約手数料や解約手数料も無料なのが特徴。

 関東エリアの「卒FIT」買取単価は、旧一般電気事業者である東京電力エナジーパートナーが8.5円/kWhに設定しており、多くの新電力各社は東電EPより高い値付けとなっている。特に、全国展開するスマートテックが条件なしで11.5円/kWh、JXTGエネルギーも条件なしで11円/kWhと高値を競っている。

 トップ2社以降は、ガス会社や自治体が出資する地域新電力、出光昭和シェルやシャープエネルギーソリューションなどのその他エネルギー企業などが続き、中心価格帯は条件なしで8~9円/kWh台になっている。MCリテールエナジーは、「まちエネ」契約者という条件付きながら、東電を超える単価を設定した。

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