黄桜、「第三者所有」で屋根上太陽光、京都市の工場に

ソーラーフロンティアが大丸エナウィンと連携して導入

2019/10/04 19:25
工藤宗介=技術ライター
黄桜・三栖工場に設置した太陽光発電システム
(出所:ソーラーフロンティア)
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 ソーラーフロンティア(東京都港区)は10月3日、清酒の製造・販売を手掛ける黄桜(京都市)の敷地内に太陽光発電システムを設置したと発表した。

 ソーラーフロンティアの代理店である大丸エナウィン(大阪市)と協働して、京都市にある黄桜・三栖工場の屋根上に設置した。発電した電力は全量を自家消費する。10月中に系統へ電力連系が完了する。

 「第三者所有モデル」のスキームで導入した。黄桜は、太陽光発電設備の設置にかかる初期費用やリース料といった固定費用を負担することなく、電力消費量に応じた電力使用量を支払うことで太陽光発電の電力を使用できる仕組み。

 ソーラーフロンティア製の太陽光パネルを720枚設置し、合計出力は133.2kW。パワーコンディショナー(PCS)はデルタ電子製を採用した。また、計量法に則ったモニタリングシステムを搭載し、顧客の電力使用実績や省エネ努力に応じた発電量調整を行える。

 黄桜は清酒のほかビールも製造している。大丸エナウィンは、黄桜に炭酸ガスを納入していることから、今回太陽光発電の導入を提案した。再エネ電力の活用に伴う電気料金削減のほか、屋根上に太陽光パネルを設置した遮熱効果で室温上昇を抑え、省エネ効果もあるという。