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米ファースト・ソーラー、創業20年でパネル出荷累計25GW

2019/10/07 23:18
工藤宗介=技術ライター
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日本で稼働中のファースト・ソーラー製パネルを採用した発電所
(出所:ファースト・ソーラー・ジャパン)
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 米ファースト・ソーラー(First Solar)は9月23日、米国企業としては初めて太陽光パネルの出荷数が累計25GWを達成したと発表した。同社は1999年に設立し、創業から20年での記録達成となる。

 同社は、2002年に独自の化合物半導体(カドミウム・テルル型)による薄膜パネルの商業生産を開始した。2005年には業界初となる太陽光パネルのリサイクル(材料の再利用)プログラムを確立した。さらに、2009年には太陽光パネルメーカーとして初めて「1Wあたり1ドル」の壁を破ったほか、パネル生産台数累計1GWを達成した。

 同社がカリフォルニア州およびオハイオ州の研究開発センターで開発した最新型の薄膜パネル「シリーズ6」は、米国、マレーシア、ベトナムの工場において一体化された生産プロセスにより3時間半で製品が完成する。一般的な結晶シリコン型パネルと比べて、生産工程における二酸化炭素排出量は最大で6分の1になるという。

 2020年初旬には、約10億ドルを投資した米国第2工場が稼働を開始し、西半球最大の太陽光パネルメーカーになる見込み。新工場では、シリーズ6を年間5.4GW生産する予定。

 同時に、O&M(運営・保守)サービスを手掛けるファースト・ソーラー・エネルギー・サービス(First Solar Energy Services)も創業10年で管理容量累計10GWを達成した(関連記事:北陸最大のメガソーラー、「直流1500V」でコスト下げて効率アップ)。

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