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三菱地所ホームが「第三者所有型」太陽光、自家消費分は無料

2019/10/17 13:33
工藤宗介=技術ライター
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ずっともソーラー for エアロテックの概要
(出所:三菱地所ホーム)
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エアロテックの仕組み
(出所:三菱地所ホーム)
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 三菱地所ホーム(東京都港区)は10月15日、同社の新築戸建注文住宅オーナー向けに居住者の初期負担なしで太陽光発電設備を設置するサービス「ずっともソーラー for エアロテック」を発表した。10月17日以降の新規契約物件から申し込みを開始する。

 第三者所有型の太陽光発電サービスで、三菱地所ホームとサービス提供会社である東京ガスが共同で太陽光発電システムを提供する。2kWを超える10kw未満までの太陽光発電設備を設置する。なお、2kWまでの太陽光発電は顧客側の初期負担での設置となる。

 発電した電気は無料で自家消費でき、余剰電力の売電収入はサービス提供会社に譲渡する。10年間の契約期間満了後は、発電したすべての電力(自家消費分と売電分)を使用できる。

 対象住宅は、三菱地所ホームの全館空調システム「エアロテック」を導入する新築戸建注文住宅(賃貸併用住宅を含む)で、ガス併用住宅、オール電化住宅いずれにも対応する。対象エリアは、三菱地所ホーム施工エリア(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、大阪府、京都府、兵庫県、奈良県)。

 エアロテックは。1台の室内機で部屋ごとに好みの温度に設定でき、浴室やトイレを含む住宅全体の室内環境を管理できる全館空調システムで、新築戸建注文住宅において9割超の採用実績を持つ。HEMS(住宅エネルギー管理システム)と連携することで、空調の消費エネルギーを削減できるという。

 三菱地所ホームの試算によると、45坪(148.5m2)のガス併用住宅に4kWの太陽光発電を導入した場合、年間6万9000円の電気料金削減につながるという。同事業を通じてZEH(ネット・ゼロ・エネルギー住宅)の普及を促進し、国の掲げる「2020年度に新築住宅のZEH率50%」の目標達成に貢献するとしている。

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