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太平電業、広島市に木質バイオマス発電所、チップ工場を併設

2019/11/06 20:53
工藤宗介=技術ライター
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西風新都バイオマス発電所
(出所:太平電業)
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 太平電業は、広島市に「西風新都バイオマス発電所」を建設し、10月26日に営業運転を開始した。燃料に未利用木材を使用することでカーボンニュートラルを実現するほか、森林整備の促進や林業など地域の産業と雇用の創出に寄与していく。

 広島市が推進する低炭素都市作りに貢献する発電事業として、広島市西北部に位置する活力創造都市・ひろしま西風新都となるニュータウンの丘の上に建設した。定格出力は7.1MWで、年間発電量は1万6000世帯分に相当する4900万kWhを見込む。

 三菱日立パワーシステムズインダストリー製の単胴自立型自然循環式ボイラーおよび発電機を採用した。設計・調達は三菱日立パワーシステムズインダストリー、施工は大豊建設、東京動力、三光設備が担当した。

 バイオマス燃料(未利用材、一般材、建設廃材)は、飯森木材から一式調達し、併設工場でチップ化する。年間8万5000tの木質チップを使用する。発電した電力は中国電力に売電する。2018年3月に固定価格買取制度(FIT)の認定を取得した。

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