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エコスタイル、中小企業の「RE100」支援、太陽光自家消費+非化石価値で

2019/11/08 19:34
工藤宗介=技術ライター
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 エコスタイル(大阪市)は11月7日、再生可能エネルギー由来電気の大量導入を目指す需要家向けに、自家消費型太陽光発電と非化石証書を組み合わせた脱炭素型の電力供給サービスを提供すると発表した。

 中小企業版「RE100」である日本独自のイニシアティブ「再エネ100宣言 RE Action」への参画を目指す中小企業・団体などを想定した。

 従来から提供する自家消費型太陽光発電サービス「太陽でんき」と、非化石証書を活用した非化石価値でんき「REプラン」を組み合わせた。夜間など太陽光発電で賄えない電力を「REプラン」で供給することで、再エネ比率の向上とコスト削減を両立できるという。

自家消費型太陽光発と、非化石価値でんき「REプラン」を組み合わせた
(出所:エコスタイル)
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 「太陽でんき」は、自家消費型太陽光発電を軸にした法人向け環境経営サポートサービスで、電気料金の調達単価を抑えて電気代を削減できる。需要家にとって初期投資なしで太陽光発電設備を導入・利用できる「第3者所有モデル」も用意した。資産を保有しないためROA(総資産利益率)などの財務指標に影響せず、企業のオフバランスニーズにも対応する。

 「REプラン」は、環境価値(非化石証書、Jクレジット)を活用することで実質的に再エネを調達する電力供給プラン。企業の取り組み目標に合わせて「RE20プラン」「RE50プラン」「RE100プラン」の3段階の再エネ比率を用意する。

 「再エネ100宣言RE Action」は、RE100の参加対象が「消費電力が10GWh以上の企業」に限定されることから、趣旨に賛同しながらも参加できない中小規模の企業・団体向けに10月9日に発足した。日本国内ではRE100の対象にならない規模の企業・団体は約400万に達し、電力需要では40~50%を占めると見られる。

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