ニュース

富士電機、屋根上太陽光に向いた小型・軽量パワコン

2019/11/15 09:11
工藤宗介=技術ライター
印刷用ページ
PIS-50/500-J
(出所:富士電機)
クリックすると拡大した画像が開きます

 富士電機は11月7日、屋根設置の太陽光発電設備に適したパワーコンディショナー(PCS)を発売したと発表した。50~100kVAの容量帯において世界最軽量を実現したという。製品名は「PIS-50/500-J(DC1100V/50kVA)」

 太陽光発電は近年、発電した企業の自社生産活動への利用が増加し、自家消費用途に対するニーズが拡大しつつある。自家消費向けでは、工場などの建屋の屋上に発電設備を設置するケースが多く、搬入や据え付け作業を容易にするため付帯設備の軽量化が求められている。

 今回発表した新製品は筐体にアルミ材を使用し、塗装を施すことで重塩害地域での設置を可能にし、設置箇所の多様化に対応した。SiCパワー半導体を分散最適配置することで、損失低減に加えて自然冷却(ファンレス)駆動を可能にし、10年間の長期メンテナンスフリーを実現したという。

 入力電圧は直流(DC)1100V、定格出力は50kVA、定格電圧は交流(AC)50V。変換効率は99%。本体寸法は幅930×奥行き260×高さ540mm,重さは58kg(いずれも国内向け仕様)。国内のほか、税制優遇制度を背景に東南アジアでの受注拡大を目指す。販売目標は、2023年度に国内・東南アジアを合わせて15億円。

システムメンテナンスのお知らせ
  • 記事ランキング