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自然電力とカナダ再エネ事業者、千葉沖洋上風力で合弁

2019/11/20 18:29
工藤宗介=技術ライター
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千葉県沖における洋上風力発電事業で協業する
(出所:自然電力)
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 自然電力(福岡市)とカナダNorthland Powerは11月18日、千葉県沖における洋上風力発電事業で協業することで合意したと発表した。両社は、折半出資の合弁会社「千葉洋上風力(Chiba Offshore Wind Inc.)」を設立し、合計約600MWの洋上風力発電事業を推進する。

 自然電力は、日本国内で約1GWの再エネ発電所開発実績を持ち、その資産を太陽光から陸上・洋上風力、水力、バイオマスへと拡大している。また、2019年7月にはグループ初の海外事業として、ブラジルに太陽光発電所を完工。ベトナムやタイでも新たな太陽光・風力発電事業を開始している。

 また、Northland Powerは、世界中で2.4GW超の発電所を所有する再生可能エネルギー事業者。独北海のDeutsche Bucht洋上風力発電プロジェクトおよびメキシコのLa Lucha太陽光発電プロジェクトの代表企業であり、台湾で開発中の出力1044MWのHai Long洋上風力プロジェクトに60%を出資する。

 今回の提携により、Northland Powerは日本国内の洋上風力市場に参入する。自然電力の国内における再エネ開発実績と、Northland Powerのグローバルにおける洋上風力開発実績について、両社それぞれの強みを組み合わせていくとしている。

 国内の洋上風力市場は「海洋再生可能エネルギー発電の整備に係る海域の利用の促進に関する法律(再エネ海域利用法)」の可決で機運が高まっている。また、日本政府は2030年までに再エネ発電の割合を22~24%にするという目標の一環で、10GWの風力発電(陸上・洋上含む)導入を目指している。

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