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パナ、工場で燃料電池フォークリフト、「太陽光水素」で運用も

2019/11/20 18:38
工藤宗介=技術ライター
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H2 Kusatsu Farm
(出所:パナソニック)
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 パナソニックは11月18日、同社の社内カンパニーであるアプライアンス社(滋賀県草津市)の草津拠点構内に水素ステーション「H2 Kusatsu Farm」を建設し、燃料電池フォークリフトの構内運用を開始したと発表した。

 太陽光発電の電力で水を電気分解して水素を製造する水電解水素製造装置と、家庭用燃料電池「エネファーム」の技術を活用したガス改質による小型水素製造装置の2つの方式を採用した。天候に左右されず安定的に水素を供給できる。

 充填能力は29Nm3/日、充填圧力は35MPa。1日に燃料電池フォークリフト約2台分の水素を製造でき、約3分間でフル充填できる。充電に時間が掛かる蓄電池式フォークリフトと比べて時間的なロスがなく効率的に運用できる。

 燃料電池フォークリフトは、構内のエネファーム工場の完成品などの運搬に利用し、水素システムの安定運用や経済性を検証しながら水素製造技術の技術開発を進めていく。

 同社は、2009年に都市ガスから生成した水素を用いて電気と熱を作るエネファームを発売し、現在はドイツや英国など欧州7カ国にも展開する。さらに水素を燃料に効率的に発電する純水素型の燃料電池システムの開発も進めており、2021年4月をめどに製品化する計画。

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