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カナディアン・ソーラー、ブラジルの入札で190MWを獲得

日本国内でも30MWを落札

2019/11/21 18:29
工藤宗介=技術ライター
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日本国内に設置されたカナディアン・ソーラーのパネル
(出所:日経BP)
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 太陽光パネルメーカー大手のカナディアン・ソーラーは11月11日、10月に開催されたブラジル政府の入札において、合計出力190.5MWになる2件の太陽光発電所を獲得したと発表した。同社によると、これまでブラジルで開催された7回の入札すべてで獲得に成功した唯一の企業になるという。

 太陽光発電企業で初となる「A-6エネルギー入札」(契約から6年以内の稼働を義務付け)で、出力は合計2979MW、うち530MWに太陽光発電を割り当てた。入札獲得により同社は、セアラ州で出力152.4MWのGameleira発電所、ペルナンブコ州で出力38.1MWのLuiz Gonzaga発電所の開発・建設を行う。

 Gameleira発電所は2021年第3四半期、Luiz Gonzaga発電所は2022年第1四半期に建設を開始し、両発電所ともブラジル政府の要求より2年早い2023年1月までに商業運転を開始する予定。両発電所合計で年間433GWhを発電し、うち30%は20年間の電力販売契約(PPA)2件のもと平均契約価格84.38BRL/MWh(約22.32米ドル/MWh)で売電する。残りは現在交渉中の長期私募PPAで売電する予定。

 このほかにも同社は、2019年第3四半期にブラジルで開催された2件のプライベート入札制度で、合計出力393.7MWの太陽光発電所を獲得した。プルナンブコ州に190.5MW、セアラ州に76.2MW、ミナスジェイライス州に127MWの太陽光発電所を開発・建設する予定。

 プルナンブコ州とセアラ州は2022年末までに商業運転を開始する予定。合計年間約598GWhの電力を発電する見込みで、その大部分は15年間のPPAのもとブラジルの大手電力取引会社COPEL Energiaが購入する予定。ミナスジェライス州は2023年1月までに商業運転を開始する予定。年間約280GWhの電力を発電する見込みで、その多くはPPAのもと大手電力会社が購入する予定。

 また、日本国内では、2019年度太陽光第4回入札(令和元年度上半期)において岡山県真庭市の太陽光発電所30MWを落札した。2024年に商業運転を開始する見込み。20年間の契約で中国電力に13.47円/kWhで売電する。さらに、2020~2021年に商業運転を予定する5件・合計20.5MWの太陽光発電所を獲得した。同社は、2011年に日本で事業を開始して以来、39件・合計241.9MWの太陽光発電所を建設・連系している。

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