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レノバ主導の御前崎港バイオマス発電、中部電力など出資

2019/11/21 18:41
工藤宗介=技術ライター
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御前崎港バイオマス発電所の完成イメージ
(出所:レノバ)
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 レノバは11月19日、同社が開発を主導する御前崎港バイオマス発電事業(静岡県御前崎市・牧之原市)において、事業会社である御前崎港バイオマスエナジーへの出資企業が決定し、プロジェクトファイナンスを組成したと発表した。2021年4月に着工し、2023年7月に運転を開始する予定。

 御前崎港バイオマス発電所は、定格出力74.95MWで、年間発電量は一般家庭約17万世帯分に相当する約53万MWhを見込む。売電単価は24円/kWh。燃料は当初、主に北米産の木質ペレット、一部に東南アジア産のパーム椰子殻(PKS)を使用する。今後、県内の事業者と協力関係を築いて未利用材など国内材の比率を高めていく計画としている。

 御前崎港バイオマスエナジーは、レノバが2019年1月に設立。今回、中部電力、三菱電機クレジット、鈴与商事が出資することに合意した。出資比率は、レノバが38%、中部電力が34%、三菱電機クレジットが18%、鈴与商事が10%。

 融資アレンジャーおよびシンジケート団は、主幹事が三井住友信託銀行と新生銀行、メザニンレンダーに三菱UFJリースが参加した。2020年2月ごろにシンジケーション先である生命保険会社および地方銀行が確定する予定。

 レノバの木質専焼バイオマス発電事業は、これまでに秋田バイオマス発電事業が運転中、苅田バイオマス発電事業および徳島津田バイオマス電事業が着工中。御前崎港バイオマス発電事業では、出資会社3社とともに開発を進めるとともに、地域との協創に取り組み雇用の新規創出や経済の活性化に貢献するとしている。

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