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10kWhの「ハイブリッド蓄電池」、325万円で発売

2019/11/22 20:26
工藤宗介=技術ライター
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ハイブリッドPCS
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蓄電池ユニット
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NEコネクト
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表示モニター
(出所:ネクストエナジー・アンド・リソース)
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 ネクストエナジー・アンド・リソース(長野県駒ヶ根市)は、住宅用ハイブリッド蓄電システム「iedenchi-Hybrid」を11月8日に販売を開始した。太陽光パネルと蓄電池の両方を1台で賄えるハイブリッドパワーコンディショナー(PCS)を搭載する。

 ハイブリッドPCS、蓄電池ユニット、システムコントローラー「NEコネクト」、表示モニターから構成される。新規に太陽光発電システムを設置する住宅のほか、既設住宅でのPCS劣化による買い替え需要も想定した。

 ハイブリッドPCSの交流(AC)出力は連系4kW、自立3kVA。太陽光は4kWマルチ3回路、蓄電池の充放電3kW。停電時でも契約電力75A相当まで家中のコンセントがすべて使え、真夏の停電時でもエアコンが使用できるなど非常時でも日常と変わらず生活できるという。IH調理器やエアコン、ヒートポンプ給湯機(エコキュート)などの200V機器にも対応する。

 蓄電池は安全性と耐久性に優れるリン酸鉄系のリチウムイオン電池を採用した。容量は10.24kWh(定格容量9.126kWh)で、一般家庭の1日の消費電力をほぼ賄える。NEコネクトは、クラウドサーバーと接続し自動的に最新ソフトウエアにアップデートする。リソースアグリゲーターへの情報送受信機能も備え、将来的にVPP(仮想発電所)にも対応する。

 10年間の保証付きで蓄電池とハイブリッドPCSが故障した場合、充電可能容量が60%を下回った場合は無償で修理・交換する。また、自然災害による損害についても10年間の補償を付けた。希望小売価格は325万円(税別、工事費別)。販売目標は年間1万台。

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