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中部電など、蒲郡市でバイオマス発電、木質ペレットを輸入

2019/11/27 20:39
工藤宗介=技術ライター
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中部電力の掲げる再エネ導入目標
2030年頃までに2GW以上の新規再エネを開発する(出所:中部電力)
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 中部電力と丸紅、SBエナジー(東京都港区)の3社は11月26日、共同出資する特別目的会社(SPC)・愛知蒲郡バイオマス発電合同会社を通じて、愛知県蒲郡市に「愛知蒲郡バイオマス発電所」を建設すると発表した。同日、SPCと蒲郡市が環境保全協定を締結した。

 定格出力50MW、年間発電量は一般家庭11万世帯分に相当する約3.4億kWhを見込む。燃料は、北米・オセアニア・東南アジア産の木質ペレット、およびインドネシア産のパーム椰子殻(PKS)を用いる。

 ボイラーはオーストリア・アンドリッツ製、発電機は独シーメンス製を採用する。施工は東洋エンジニアリングが担当する。2021年4月に着工し、2023年8月に運転を開始する予定。

 SPCは、中部電力が48.5%、丸紅が48.5%、SBエナジーが3%を出資し、2019年1月に設立した。今後、環境保全協定に基づき、公害防止と環境保全の取り組みについて蒲郡市と緊密に連携するとしている。

 中部電力は今年3月、2019年度「経営課題への取り組み」を発表し、2023年度までの5年間で再生可能エネルギー分野に約1000億円を戦略的に投資し、2030年頃までに200万kW(2GW)以上の再エネを新規開発すると発表していた。

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