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加賀新電力、「卒FIT」太陽光の余剰買取で最高単価

2019/11/27 21:15
工藤宗介=技術ライター
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加賀新電力のマスコットキャラクター
(出所:加賀市総合サービス)
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 加賀市総合サービス(石川県加賀市)は11月22日、地域新電力事業「加賀新電力」において、固定価格買取制度(FIT)の買取期間の終了した「卒FIT」住宅太陽光向けに余剰電力買取サービスを開始すると発表した。買取単価は14円/kWhで業界で最高値水準となる。

 加賀市総合サービスは、石川県加賀市が100%出資する公共サービス企業で、加賀新電力は、加賀市と加賀市総合サービスの出資で設立した地域新電力。自治体100%の地域新電力は珍しい。

 買取単価14円/kWhの対象となるのは、加賀市内に設置された「卒FIT」住宅太陽光で、買取開始から3年間、買取単価を維持する。契約期間は1年間(自動更新)。募集期間は12月1日~2020年3月31日、先着100名の限定となる。

 「14円/kWh」という買取単価は、蓄電池やヒートポンプ給湯機(エコキュート)などの導入を条件とした特殊なケースを除いて業界最高値になる。加賀市が取り組む「加賀市版RE100」の実現に向けて、エネルギーの地産地消を推進し、地域の活性化に貢献するのが目的。

 これまでの「卒FIT」買取の最高単価は、地域新電力では熊本電力が九州電力管内12円/kWh、東京電力管内13円/kWh(自社電力契約が条件)。全国展開する事業者では、スマートテックが最高11.5円/kWh、JTXGエネルギーが最高11円/kWh。旧一般電気事業者の北陸電力は8円/kWhになる。

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