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中国トリナ、n型「i-TOPCon」セルで変換効率23.22%の世界記録

2019/11/29 18:53
工藤宗介=技術ライター
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トリナ・ソーラーの太陽光発電科学技術国家重点研究室(SKL PVST)
(出所:トリナ・ソーラー)
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 中国太陽光パネル大手トリナ・ソーラーは11月27日、高効率大面積の擬似単結晶n型i-TOPCon(量産型Tunnel Oxide Passivated Contact)太陽電池セル(発電素子)で変換効率23.22%を達成したと発表した。

 リンをドープした大面積247.79cm2のCast-mono(キャストモノ)シリコン基板を用いた両面受光セル。低コストの量産プロセスであるi-TOPCon(量産型トンネル酸化膜パッシベーションコンタクト)技術で製造した。

 大面積のキャストモノシリコン太陽電池セルの変換効率で世界記録になるという。中国にある同社の太陽光発電科学技術国家重点研究室(SKL PVST)が開発し、ドイツの独立認定機関ISFH CalTeCによって確認された。

 SKL PVSTは、2015年から量産化を目的としたi-TOPConセルの研究開発を開始した。2019年5月に単結晶i-TOPConセルで世界記録となる変換効率24.58%を達成し、6月にはi-TOPCon技術を用いた両面発電太陽光パネル(最大変換効率20.7%)の量産体制を確立したと発表した。

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